心配しなくてもいい抜け毛と、気をつけるべき抜け毛の違い

髪には成長期→退行期→休止期というサイクルがあり、
休止期を迎えた髪は、必ずいつかは自然脱毛することになりますので、
基本的には「抜け毛がある」というだけなら、あまり心配する必要はありません。

 

ですが、抜け毛の状態や本数によっては、気を付けなければいけないものもありますよ。
その見分け方をご説明しましょう。

 

「抜け毛の形」での見分け方

抜け毛の形を見れば、それが「休止期を迎えた髪の自然な脱毛かどうか」
というのは、ある程度見分けがつきます。

 

見分けるポイントは、毛根の形。
毛根部分が太く、こん棒のような形をしている「棍毛(こんもう)」状態なら、そ
れは問題のない抜け毛、と言えます。

 

しかし、「毛根部分もまるで太くなっていない」「むしろ毛先のように細い」
などという場合は、女性に多い「びまん性脱毛症」による抜け毛の可能性大。

 

びまん性脱毛症とは、頭の広い範囲にほぼ均等に脱毛が起こり、
髪全体のボリュームが減ってしまうタイプの薄毛のことです。

 

毛根が太くない、細い状態であるということは、
何らかの理由で毛根がもらえるべき栄養をうまくもらえていなかった、と考えられます。

 

ですから、頭皮と毛根の環境改善をいち早く考える必要があるわけです。

 

また、毛根に白く脂っぽい付着物がついているという場合は、
「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」という頭皮湿疹の可能性がありますので、
この場合は医師に診てもらったほうがいいでしょう。

 

「抜け毛の本数」での見分け方

次に、抜け毛の本数をチェックしてみましょう。

 

抜け毛の数は、基本的には、
自然脱毛で1日100本前後までなら問題ないと言えます。

 

朝、枕や布団に落ちている髪、洗面台に落ちる髪の数を調べ、
浴室にも排水カップにネットをつけるなどして、1日の抜け毛の本数をチェックしてみましょう。

 

この3つをチェックすれば、1日の総抜け毛のうち、8〜9割はカバーできると考えられますので、この本数が90本以下ならまず問題なし。仮に100本でも、ほとんど心配いらないでしょう。

 

ですが、大幅にこの数を上回る場合は、
「生えるペースより抜けるペースが早く、薄毛になりかけている」という可能性が高いので、
対策を考えていくことが必要です。